シリーズ「退職金の新常識をアップデート」~第1回 なぜ今、退職金の新設や見直しが増えているのか~
開催にあたって
これまで退職金の見直しというと、退職金の廃止や給付水準を引き下げることが中心でしたが、直近の就労条件総合調査(厚生労働省 2018年)によると、退職金制度がある企業は80.5%で、前回2013年調査の75.5%より5ポイントほど上回っており、退職金を導入する企業が増えてきています。
また、同調査では前後3年間に退職一時金制度を「見直した」または「見直す予定」があると回答した企業は16.7%あり、退職金の見直も進められていることが確認できます。
近年の人手不足から、労働条件の改善を図る企業も増えてきており、退職金に対してポジティブに見直す企業が増えているものと推察されます。
しかしその一方で、時代に合わせて人事制度は見直したものの退職金は手つかずのままとなっていたり、いざ改定しようとしても改定の影響が分かりにくいことから思うように進まないといったりするご相談も多くよせられます。
そこでクミタテルでは、これから退職金の新設や見直しを検討する企業、過去10年程度退職金を改定していない企業を対象に、シリーズ「退職金の新常識をアップデート」と題して、退職金制度の解説から世間の動向、見直しの是非や検討課題、更にはどのようにプロジェクトを進めて行くべきかについて、3回のセミナーにわたってお送り致します。
全てのセミナーにご参加頂くことで、自社の退職金に関する課題が浮き彫りになり、改善に向けた取組を進めることができるようになります。
第1回は「なぜ今、退職金の新設や見直しが増えているのか」をテーマに、そもそも退職金とは何か、ここ10年の退職金を取り巻く環境の変化を解説し、現在の退職金のトレンドについてご紹介します。
自社の退職金の活用度をチェックする簡単な方法も解説しますので、人事部門・企画の担当者は勿論、経営者の方も是非ご参加ください。
ウェビナー情報詳細
- 日時 : 2023年2月22日(水)14:00~14:30(視聴開始13:55)
- 会場 : ウェブセミナー(Microsoft Teamsライブ配信)
- URL : 受講に必要なURLは2月20日(月)にメールにてご案内します。
- 対象 : 人事・研修・制度企画のご担当者様
- お断り: 同業の方、個人でコンサルを営む方等のお申込み・ご参加はお断りしております。
- 参加費: 無料
- 開催者: 本ウェビナーはクミタテル株式会社が主催で開催します。
本ウェビナーのお申込み受付は終了しました。
セミナープログラム
シリーズ「退職金の新常識をアップデート」~第1回 なぜ今、退職金の新設や見直しが増えているのか~
- 第1部:なぜ今、退職金の新設や見直しが増えているのか
退職金とは何か、退職金制度にはどのような種類があるのかを踏まえたうえで、最近の動向について解説します。また退職金を導入している会社で退職金が活用できているのかをチェックできるポイントも合わせてご紹介します。
講師紹介
向井 洋平
(クミタテル株式会社 代表取締役社長 年金数理人・AFP)
2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず高齢者雇用や退職金制度に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、AFP。
「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』(経済法令研究会)ほか。
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