【人事必読】2023年7月 最新イグジット・マネジメントニュースまとめ読み
目次
2023年7月10日 塩野義製薬、特別早期退職プログラムの実施を発表
2023年7月11日 モデル就業規則の第54条(退職金の支給)が改訂
2023年7月20日 最高裁、定年後再雇用の給与減額に関する訴訟を差し戻す
2023年7月10日
塩野義製薬、特別早期退職プログラムの実施を発表
塩野義製薬は50歳以上かつ勤続年数5年以上の社員を対象とした特別早期退職プログラムの実施を発表しました。 「グローバルな成長」や「新規事業の確立・成長」の実現に向けた人材ポートフォリオの見直しを加速させるため、本プログラムを実施するとしています。 募集人数は約200名、優遇措置として退職金への特別転身支援金の加算と希望者に対する再就職支援サービスが設けられています。
2023年7月11日
モデル就業規則の第54条(退職金の支給)が改訂
厚生労働省が公表しているモデル就業規則が改訂され、第54条(退職金の支給)において、自己都合退職の場合に支給を一部制限する規定が削除されました。 先月公表された骨太方針2023で掲げられた方針に沿って見直されています。 なおモデル就業規則はあくまで例であり、必ずそのとおりにしなければならないものではありません。
2023年7月20日
最高裁、定年後再雇用の給与減額に関する訴訟を差し戻す
定年後再雇用の給与の減額をめぐって争われた訴訟の最高裁判決が出されました。 基本給が定年退職時の6割を下回るのは不合理とした名古屋高裁判決を破棄し、審理を高裁に差し戻す結果となりました。 判決文では、基本給の性質や労使交渉に関する事情について十分に検討されていないことが指摘されており、やり直しの裁判ではこうした点が考慮されることとなります。
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