【人事必読】2021年7月 最新イグジット・マネジメントニュースまとめ読み
目次
2021年7月1日 iDeCo加入者数 200万人突破
2021年7月2日 GPIF 20年度運用実績を公表
2021年7月28日 企業型DC事業主報告書 レコードキーパーを通じた提出へ
2021年7月28日 確定拠出年金の運用商品除外について通知改正
2021年7月1日
iDeCo加入者数 200万人突破
iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数が5月時点で200万人を超えました。
100万人に到達したのが2018年8月であり、その後2年9ヶ月で倍増しています。
なお、2022年10月からは企業型確定拠出年金との同時加入の要件が緩和され、企業で実施されている規約の定めに関わらず本人の意思によりiDeCoへの加入が可能になります。
2021年7月2日
GPIF 20年度運用実績を公表
公的年金の積立金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は2020年度の運用実績を公表しました。
国内外の株高により収益率は25.15%、収益額は37.8兆円でいずれも過去最高となりました。年度末の資産額も186.2兆円で過去最高となっています。
また、2001年度以降の通算の収益率は年率3.61%、名目賃金上昇率を差し引いた実質では年率3.78%となり、長期目標である1.7%を上回っています。
2021年7月28日
企業型DC事業主報告書 レコードキーパーを通じた提出へ
企業型DCの事業主が毎年度提出する事業主報告書について、記載項目を簡素化するととともにレコードキーパー(記録関連運営管理機関)を通じて提出することとする省令改正が行われました。施行日は2022年3月1日です。
また、加入者等の同意を得ることなく運用商品を除外できる場合として、約款に基づいて信託が終了し償還した場合が追加されました。こちらは省令の公布日(2021年7月28日)から施行されます。
いずれも、6月3日にパブリックコメントにて公表された案のとおりとなっています。
2021年7月28日
確定拠出年金の運用商品除外について通知改正
確定拠出年金における運用商品の除外について、既に運用している商品の売却を行わないこと(除外後の追加購入のみ停止)を可能とする法令解釈通知(「確定拠出年金制度について」)の改正が行われました。7月28日より改正、適用されます。
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