打ち止めする、しないだけじゃない!定年モデルから離れて考える退職金の新潮流
開催にあたって
退職金や企業年金は企業が任意に設けることができる制度であり、日本では80%を超える企業が、なんらかの退職金制度を実施しています(2018年度就労条件総合調査より)。
定年延長・継続雇用などの高齢者雇用制度の見直しは、退職金制度の見直しに直結するだけでなく、シニア雇用による就業期間の長期化やキャリアに関する考え方の変化を通じて退職金制度のあり方をも転換させるものとなります。
今回のセミナーでは、これまで60歳定年を前提に作られてきた退職金の役割を振り返りつつ、定年延長や継続雇用制度の拡充、キャリアの多様化に伴い対応が求められる新しい退職金の在り方について考えていきます。
本テーマについては(独)高障求機構が発行するエルダー2022年2月号に『生涯現役時代の退職金・企業年金制度』として掲載されたところであり、誌面の都合上、触れることのできなかった論点や具体例についても解説します。
これから高齢者雇用制度の見直しを検討される企業は勿論、既に定年延長に踏み切った企業も、退職金の考え方は従来通りとされているケースは多く、今後個人のキャリが長期化・多様化していくなかで、どのような思想のもと退職金を再設計していくのか、そのヒントをお話ししますので、是非ご参加ください。
なお、お申し込みにあたっては事前質問を受け付けております。本テーマに関するご質問やご要望がございましたらぜひお寄せください。
ウェビナー情報詳細
- 日時 : 2022年2月24日(木)16:00~17:00(視聴開始15:55)
- 会場 : ウェブセミナー(Microsoft Teamsライブ配信)
- URL : 受講に必要なURLは2月21日(月)にメールにてご案内します。
- 対象 : 人事・研修・制度企画のご担当者様
- お断り: 同業の方、個人でコンサルを営む方等のお申込み・ご参加はお断りしております。
- 参加費: 無料
- 開催者: 本ウェビナーはクミタテル株式会社が主催で開催します。
本ウェビナーのお申込み受付は終了しました。
セミナープログラム
テーマ:打ち止めする、しないだけじゃない!定年モデルから離れて考える退職金の新潮流
- 第1部:退職金・企業年金のこれまでとこれから~生涯現役時代の思想と設計~
退職金・企業年金の設計は、長らく60歳定年退職を前提として考えられてきました。そのため、定年延長や継続雇用制度の見直しにあたっては、社員の生活設計やキャリアの選択を考慮しながら退職金制度の見直しを考える必要があります。
一方で、より若い世代に対しては終身雇用を前提としないキャリアに対応できるよう、設計思想そのものを変えることが求められてきています。
今回のウェビナーでは、生涯現役時代に向けた退職金・企業年金の基本的な考え方や制度改定における留意点を解説しつつ、エルダー2022年2月号で取り上げられている企業事例や、弊社の支援事例についても講師の見解を交えて紹介します。 - 第2部:質疑応答
皆様からお寄せいただきました質問に講師がお答えするコーナーです。
お申込みフォームから事前質問を受け付けています。また、講演中もご質問頂けますので是非ご参加ください。
講師紹介
向井 洋平
(クミタテル株式会社 代表取締役社長 年金数理人・AFP)
2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず退職金制度や高齢者雇用に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、AFP。
「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』(経済法令研究会)ほか。
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