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【公務員必見】確定拠出年金に加入する公務員が気をつけることは「受け取り方法」

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【公務員必見】確定拠出年金に加入する公務員が気をつけることは「受け取り方法」

こんにちは、クミタテル株式会社の退職金専門家 向井洋平です。

2017 年から個人型確定拠出年金 (iDeCo) の加入対象が広がり、全国で 300 万人以上いる公務員も iDeCo に加入することができるようになりました。

公務員には民間の確定給付企業年金 (DB) に相当する「年金払い退職給付」があるため、DB に加入している会社員と同様に iDeCo の掛金の拠出限度額は年間 14.4 万円 (月 1.2 万円) と最も低い設定になっていますが、直近 (2018 年 11 月時点) の iDeCo 加入者のうち共済組合員 (公務員または私学共済に加入している者) は 22.1 万人を占めており、民間の会社員や第 1 号被保険者 (自営業者等) よりも高い加入率となっています。

iDeCo は自ら掛金を拠出し、運用しながら積み立てていく年金制度であり、拠出した掛金は全額所得控除となって所得税や住民税が軽減される税制優遇があります。安定収入のある公務員にとってメリットの大きい制度ですが、60 歳になって給付を受け取る段階では注意すべき点もあります。

シニア社員のイグジットマネジメントできていますか?



著者 : 向井洋平 (むかい ようへい)

向井洋平

クミタテル株式会社 代表取締役社長

1978年生まれ。京都大学理学部卒業後、大手生命保険会社を経て2004 年にIICパートナーズ入社。2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず退職金制度や高年齢者雇用に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、2級FP技能士。「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』(経済法令研究会)ほか。

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シニア社員のイグジットマネジメントできていますか?

労働力人口の減少と高齢化が同時進行する中、雇用の入口にあたる採用、入社後の人材育成・開発に加え、出口 (イグジット) をどうマネジメントしていくかが、多くの企業にとっての課題となりつつあります。特に、バブル入社世代が続々と 60 歳を迎える 2020 年代後半に向けて、シニアの雇用をどう継続し、戦力として活用していくのか、あるいはいかに人材の代謝を促進するのか、速やかに自社における方針を策定し、施策を実行していくことが求められます。多くの日本企業における共通課題であるイグジットマネジメントの巧拙が、今後の企業の競争力を左右するといっても過言ではありません。

シニア社員を「遊休人員化」させることなく「出口」へと導くイグジットマネジメントを進めるために、まずは現状分析をおすすめします。

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