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なぜ、クリーンテックス・ジャパンは退職金制度改革を進めたのか 前編

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なぜ、クリーンテックス・ジャパンは退職金制度改革を進めたのか  前編

従業員約100名を抱えるレンタルマット大手のクリーンテックス・ジャパン。再来年には設立40周年となる。社員の平均年齢も高くなり、近い将来定年退職者の増加が予想される状況の中で、退職金制度を大きく見直した。クリーンテックス・ジャパンはどのように退職金を捉え、先を見据えて動くことができたのか? 退職金改革を推進する クリーンテックス・ジャパン 生産技術本部 本部長 杉本光洋 氏、管理本部 本部長 成田直樹 氏の両氏に IICパートナーズ 常務取締役 向井 との対談で語っていただきました。

—創業30年を超えるクリーンテックス・ジャパン

杉本 

当社は、1967年設立の米国・ジョージア州にあるクリーンテックス社が親会社の日本法人です。1980年に業務用レンタルマットメーカーとして設立しました。

向井 

レンタルマットですか?

杉本 

業界の言葉なのですが、ダストコントロールマットっていう、防塵マットを生産・販売しています。製品の販売先は、マットやおしぼりをレンタルされている会社です。我々はレンタル事業は行っていませんので、市場ではあまり名前が知られていません。

向井 

私が、例えば、会社のロゴが入っているマットを作りたい、と言ったら作っていただけるのですか?

なぜ、クリーンテックス・ジャパンは退職金制度改革を進めたのか
杉本  作れると思います。レンタル仕様の生産がメインなのですが、レンタルではない、売り切るような家庭向けのマットや会社のロゴ入りマット、広告宣伝用のマットの製造・販売も始めています。
向井  お二人は普段どのような業務をされているのでしょうか?
杉本
成田 
何をしているのでしょう(笑)。
向井  もう何でもやってらっしゃいますよね。
杉本  肩書き上は生産、開発、品質管理、購買を取りまとめているような状況ですね。生産部や品質管理部は責任者がいますから、日常の業務は彼らに任せていることが多いです。基本は、購買と開発の責任者としての仕事が多いです。
成田  私は杉本から引き継いだ退職金の管理と、他にも管理本部で経理や人事、IT関連などのバックオフィスの管理をしています。働き方改革も進んできて、毎日やることが多いですね。

—新卒採用の再開、退職金への危機感、背景にある年齢構成のバランス

向井  まずは採用についてお伺いしたいのですが、クリーンテックス・ジャパンさんに入社される方はどういった経歴の方が多いですか?
杉本  ここ20年ぐらいは新卒採用はあまりやっていなくて、中途採用が大半でした。例えば、営業が足らなくなったら、営業を募集したり、経理が足りなくなったら、経理を募集したりとか、不足しているところに必要なスキルを持った人を入れるということをずっとしていました。
向井  新卒採用はされないのですか?
杉本  会社の平均年齢が上がってきており、去年から新卒を採っています。来年も数人に内定を出しています。本当に去年くらいから動き出していますね。
向井  年齢のギャップが障害になっていることはありませんか?
杉本  ありますね。しかし、そういったギャップを埋めること、皆さんに顔を覚えてもらうこと、それぞれが行っている業務内容を理解してもらうために、6 ヶ月間の研修を実施しています。3ヶ月間は生産の現場を経験してもらい、3ヶ月間は営業を経験してもらっています。
向井  従業員のみなさんの働き方はいかがですか?
成田  他の会社だと残業の削減が進まない、帰ってもいいのに帰らないという人事管理で悩まれている方も多いかと思いますが、当社は比較的社員の自己管理ができています。ただ、昔からの日本人特有の奥ゆかしさのようなものは少し残っています。
向井  先に帰ると悪い、というような空気感でしょうか?
成田  漫然と残業をしているような。そういう点は改革しないといけませんね。会社としても、従業員にいつも残業を求めるようではしょうがないですからね。ちゃんとした姿でやらないと、会社本来の姿が見えてきません。
向井  会社と従業員がお互いに正しい姿で成長していくということですね。
成田  会社と従業員が良い緊張関係を持ちながら、相互を利用していく。そのような関係が理想じゃないかなと思っています。人事制度だけではなく退職金制度についても、同じように思っています。
向井  なるほど。それではここから退職金制度について伺いたいのですが、お二人はどのような経緯で退職金改定のプロジェクトにご参加されたのでしょうか?
杉本  管理を統括している成田の前任者がいたのですが退職をしまして、成田が決まるまでに空白の期間が約 1 年ほどありました。その間、私が代行者となり、このプロジェクトを進めていました。実は、プロジェクトを立ち上げまでは前任者が行っており、それを遂行したのが私ということなんです。
向井  管理の中でも退職金はなかなか触らない部分だと思うのですが、プロジェクトを進められたのはなぜですか?
杉本  前任者から退職金の課題については聞いていました。私たちの会社の年齢構成は 40 代がだいたい半分くらいになっています。このままいくと10数年後には退職者が大勢出てきてしまい、その時に支払う退職金が結構な額になってしまうことを前任者と話していました。やっぱり一番は、もし何かがあった時に社員に退職金が出ない状況はマズいので。
向井  その通りですね。
杉本  そろそろ「社内留保から外部積立にしましょうか?」という話が上がっていました。色々と話をしていると、このままではマズいと思いましたね。

クリーンテックス・ジャパンの退職金制度改革プロジェクトはどうなったのか?
次ページ「なぜ、クリーンテックス・ジャパンは退職金制度改革を進めたのか 中編」に続く。

※取材日時 2018年8月
※記載内容は、取材時点の情報に基づくものです。

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