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企業として対応が迫られる企業型DC・iDeCoの制度改正について
セミナー概要
2021年5月に成立した年金制度改正法により、公的年金とともに企業年金・iDeCoについても制度改正が行われます。iDeCoの加入者数は217万人(2021年9月現在)を突破し、比較的身近な制度として認知されるようになってきました。その一方で、加入要件や手続き、拠出限度額設定の煩雑さは、従業員と企業の担当者の双方にとって悩みの種となっています。
前回のウェビナーでは、制度改正のうち企業型DCの加入期間の延長やDB併用時の拠出限度額の見直しに関して、主に退職給付制度の設計に関わる論点を中心に取り上げました。 今回は、iDeCoやマッチング拠出など主に従業員の視点から改正内容を整理したうえで、企業側でどのような事務が発生するのか、また一連の改正に対して企業としてのどのように対応するのかについて解説します。
講師紹介
向井 洋平 (クミタテル株式会社 代表取締役社長 年金数理人・AFP)
1978年生まれ。京都大学理学部卒業後、大手生命保険会社を経て2004 年にIICパートナーズ入社。2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず退職金制度や高年齢者雇用に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、2級FP技能士。「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』(経済法令研究会)ほか。