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打ち止めする、しないだけじゃない!定年モデルから離れて考える退職金の新潮流
セミナー概要
退職金や企業年金は企業が任意に設けることができる制度であり、日本では80%を超える企業が、なんらかの退職金制度を実施しています(2018年度就労条件総合調査より)。 定年延長・継続雇用などの高齢者雇用制度の見直しは、退職金制度の見直しに直結するだけでなく、シニア雇用による就業期間の長期化やキャリアに関する考え方の変化を通じて退職金制度のあり方をも転換させるものとなります。
今回のセミナーでは、これまで60歳定年を前提に作られてきた退職金の役割を振り返りつつ、定年延長や継続雇用制度の拡充、キャリアの多様化に伴い対応が求められる新しい退職金の在り方について考えていきます。本テーマについては(独)高障求機構が発行するエルダー2022年2月号に『生涯現役時代の退職金・企業年金制度』として掲載されたところであり、誌面の都合上、触れることのできなかった論点や具体例についても解説します。
講師紹介
向井 洋平 (クミタテル株式会社 代表取締役社長 年金数理人・AFP)
1978年生まれ。京都大学理学部卒業後、大手生命保険会社を経て2004 年にIICパートナーズ入社。2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず退職金制度や高年齢者雇用に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、2級FP技能士。「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』(経済法令研究会)ほか。